ブックマークの中でも特にお気に入りのページはどうやって探す?
日々インターネットを徘徊していると、稀に「また見返したい!」と思うような素晴らしいページと出会うことがある。
そのようなページは勿論ブックマークするが、その後他のブックマークに埋もれてしまい、いざ後から見返したいと思っても探し出せないことが往々にしてある。またブックマークしたこと自体を忘れてしまっていることもある。
そこで、特にお気に入りなページには特別なタグを付けて管理すれば良いのではないかと思った。
タグの付け方を少し工夫することで、今のところ便利に運用出来ているので、ブクマ整理術の一つとしてその方法を書いてみたい。
タグ名をどうするか
まず思いつくのは「あとで見返す」とか「fav」だろうか。
稀に先頭にアスタリスクを付けて「*fav」というようなタグを付けるような運用をしている人も見かける。これは先頭に記号を付けることでタグ名を入力するときに補完を効かせやすかったり、タグ一覧で先頭にソートされて表示されるなどのメリットがある。
ただ、特にお気に入りであることがストレートに分かるようなタグを付けるのも何だか気が引ける。
そこで、言葉としての意味を持たない適当な記号をタグ名にすることにした。
使う記号は何でも良いが、ここでは例として「**」タグを後で見返したいタグとしてみる。(なぜ同じ記号を二つ並べるのかについては後述する。)
お気に入りの度合いに応じてタグを使い分ける
同じ「また見返したいページ」の中でも、見返したい度合いは異なってくる。
そこで、同じ記号を並べて、記号が多く並んでいるページはよりお気に入りとすることにした。
例えば、
- **タグ: お気に入り(忘れた頃に見返したい)
- ***タグ: とてもお気に入り(定期的に見返したい)
- ****タグ: 狂おしくお気に入り(何度でも見返したい)
など。
忘れた頃にこのタグを付けたブックマーク一覧を眺めることで、また見返すきっかけが出来る。
同じ記号を並べてお気に入り度を表現するメリット
このようなタグの付け方は検索時にメリットがある。
例えば全文検索でアスタリスク2つを並べて検索すると、同時にアスタリスクを3つ以上並べたページもヒットする。つまり、大は小を兼ねるような検索が出来るようになる。
こういった検索が不要な場合は普通にタグ絞り込みで探せばいい。
「*」のように記号一つだけのタグ名を敢えて使わない理由
これは検索時のノイズを抑えるため。
はてブの全文検索機能はあまり融通が効かず、現状、「ページタイトル」「本文」「タグ」「URL」などが一緒くたに検索される。
なので、「*」で検索すると本文にアスタリスクが含まれているページも無条件でヒットしてしまう。
アスタリスクを二つ以上並べることでそのようなノイズをほぼゼロにすることが出来たため、そのようにしている。
運用でカバーのような管理方法であまり好きではないが、今のところ支障はない。
【余談】この管理方法にする前はどうしていたか
この管理方法にする前は、思いつくタグを沢山付けて検索にヒットしやすくする、という涙ぐましい努力をしていた。もちろんそんなことをしても探せない時は探せないので、記号タグに切り替えて良かったと思っている。
ブックマーク整理するいい機会になった気がする。